2・28事件を知っていますか?

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「2・26ではないの?」と思う方も多いでしょうが、
この2・28事件とは1947年に台湾で起きた事件のことです。

日清戦争からずっと、日本に支配されていた台湾は
太平洋戦争で日本が負けると、大陸の中華民国に返還されました。
台湾の住民はやっと祖国に戻れることを喜び、国民党の軍隊を歓迎しました。

しかし国民党は腐敗しきっており、
役人の大半は大陸出身者が占め、台湾出身者はほとんど採用されませんでした。

結局、台湾の人たちにとっては、日本という支配者が去ったあとに
大陸から別の支配者がやってきたのです。

そうした台湾の人たちの落胆、不満が爆発したのが1947年2月28日でした。

ヤミタバコを売っていた女性が取締官に殴り殺されたことを契機として、
国民党支配に対する住民暴動が台湾全島に広がっていきました。

この暴動に対して国民党の軍隊は、台湾住民の虐殺を開始します。

こうして公式には2万8000人もの住民が失われてしまいました。
特に日本の植民地時代に教育を受けた知識人は、根こそぎ殺されてしまったのです。


隣国ともいえる台湾で起きた、この悲惨な事件を私たち日本人はほとんど知りません。
というよりも、私たちは台湾についてどれほど知っているでしょうか?

 

私は今月2日から台湾に行ってきました。
ちょうど九州くらいの大きさの台湾を5日間でざっと一周するという、
なかなかハードなスケジュールでしたがとても楽しかったです!

旅の中で一番私が感じたのが、
台湾の人たちの生活の中には驚くほど日本文化が溶け込んでいるということです。

街の郊外には日本企業の工場が立ち並んでいたり
デパートには日本の洋服が売られていたり
コンビニにはDHCの化粧品や「Ray」などの雑誌が売られていました。

台湾には「哈日族」と呼ばれる、特に日本文化が大好きな若者達がいます。
また日本による支配を経験した高齢者の多くは今も日本語を話すことができます。

彼らは日本の動向にとても敏感です。

それに対して、私たちは台湾についてどれほど知っているでしょうか?


より良い国際関係を構築していくにあたり、
ありきたりですがまずは相互理解を深めていきたいものですね。

 

余談になりますが、
台湾は本当に食べ物がおいしかったです!!!!
また、どの街もきれいに整備されていました。
おすすめは2・28事件の映画、「非情城市」の撮影場所となった「九份」という街◎
「千と千尋の神隠し」のモデルになったほどのレトロな町並みが非常にすてきでした!

台湾は日本から飛行機で3時間弱という近さです。
ぜひ一度行ってみてください♪♪

参考:「そうだったのか!現代史」池上彰 著、集英社文庫

(T,E)

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このページは、メディアコム広報部が2008年9月16日 22:40に書いたブログ記事です。

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