ムーミン
ムーミンって一体何者なんでしょう?
「カバだと思ってたけど、実は妖精らしい」と、いう説が一般に広まっています。実際に「妖精」と雑誌やテレビでも言われています。
しかし、これは間違いです。
作者のトーベ・ヤンソンは、「動物でも人間でもなく、もちろん妖精でもない。しいて言えば<生きもの>でしょうか。」という表現をしています。
トーベ・ヤンソンは、スウェーデン系フィンランド人の女性作家。
ムーミン、正式にはムーミン・トロールというキャラクターは、風刺画から生まれました。
第二次世界大戦下で、ヤンソンは政治的風刺雑誌「ガルム」の表紙絵を何度か担当。その表紙絵の端に、ムーミンらしき生きものが描かれています。(まだあまりかわいくないです)
そしてムーミン童話の中にも風刺的な要素が込められています。
例えば「ムーミン谷の彗星」。ムーミン谷に彗星が迫り、住民たちが逃げまどいます。ここに出てくる彗星は、原爆あるいはナチスの脅威を表現したものと言われています。
ほかのストーリーも、それぞれのキャラクターが人間臭さを持っていて、子供向け童話とは思えないほど、奥深い内容なのです。
大人になった今だからこそ読んでほしい!ムーミン童話の紹介でした。(E.R)
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